校長挨拶

 中学校段階の子どもたちは、思春期に入り、親や周りの友だちと異なる自分独自の内面の世界があることに気づいていきます。自我の目覚め、自主独立の欲求、社会的関心の広がり、人間としての自己の生き方の模索など、大人になる過度期にあります。このような時期に、一生の友だちを得たり、尊敬できる教師や先輩に出会ったり、一生涯追求する自分の夢をつかむ人もいます。一方で、親や他人に反発したり、自信を失い自己肯定感が弱くなるなど、心が不安定になることも少なくありません。このような中学生の心理状況や発達の段階を踏まえ、小学校で学んできたことを基盤とし、中学校卒業後の進路を視野に入れ、将来社会において他人と共生しながら自立して生きていくことができるよう、「知・徳・体」などの資質・能力を伊奈中生にはぐくんでいきたいと考えています。
 始業式・入学式では、「義務教育の後半3年間」「人生の基礎づくりの時期」「自立と共生」「やる気・根気・本気」「命の大切さ」について話をしました。特に「やる気・根気・本気」は、「やる気が出発点」「継続は力なり」「本気になって頑張ることが明日への成長につながる」など、伊奈中生の生き方や考え方の指針にしてほしいと願い、覚えやすいキーワードとして紹介しました。伊奈中で過ごす3年間で、心身ともにたくましく成長してほしいと願っています。

 伊奈中学校は昭和22年に開校し、今年で72年目を迎えます。これまでに1万人を超える大勢の卒業生が伊奈中を巣立ち、社会で活躍したり、地域を支えたりしています。歴史ある学校区において、学校と家庭が中心となり、地域の方々の協力もいただきながら、伊奈中生一人一人が人間として立派に成長していけるよう、伊奈中職員が力を合わせて公教育を進めてまいります。
 皆様方のご理解、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

更新記録


2017/05/08  校長あいさつを更新しました。
2016/06/07
生徒の活動を更新しました。